|

新企画へ向けて2工場を訪問!

アクセサリーをテーマにした新企画

TOKYO町工場HUBは、アクセサリー作家のミキ・クラークさんとのパートナーシップを組み、ファッション/アクセサリーをテーマにしたアミューズメント型ビジネスのプロデュースを企画、現在、その準備を進めています。

その一環として、3/10(火)に選りすぐりの町工場を訪問、企画の趣旨を説明し、ご協力をお願いしているところです。今回は、本企画にご賛同をいただいている株式会社丸井のKさんにもご同行をいただき、有限会社アトリエ・エイト(葛飾区)と有限会社三幸(足立区)を訪問、工場内の見学もさせて頂きました。

有限会社アトリエ・エイト

有限会社アトリエ・エイトは、コスチュームジュエリーやファッションジュエリーと言われるアクセサリーを製作されており、特に「よせもの」と呼ばれる技術で作る、スワロフスキー・クリスタルを使用したアクセサリーを作っている工房です。

代表の高橋正明さんは、フィンランドの建築家「アルヴァ・アアルト」財団や、「ユハ・レイヴィスカ」の設計事務所で働いたご経験があり、建築、プロダクトデザイン、ジュエリーデザインなど様々な分野で活躍したのち、家業の「よせもの」という技術に新たな可能性を見出し、この技術の認知、普及、継続を目指し、装身具製造の仕事を継承されたとのことです。

高橋さんは、MASAAKI TAKAHASHIのブランドでよせものジュエリーの製造・販売を手掛けておられ、ミス・グランド・ジャパンのティアラ公認クリエイターにも選ばれています。様々なメディアでも紹介され、国内外で高い評価を受けておられます。

高橋さん制作のティアラを見せて頂き、あまりの美しさに、Kさんもミキさんもスワロフスキー以上に目を輝かせていました。工房の様子や道具なども見せて頂き、よせものの技術の魅力や奥深さに触れることができて、とても貴重な体験となりました。

有限会社 三幸

次に訪れたのは、有限会社三幸です。ミユキアクリルやTOKYO ACLYLのブランド名で知られているアクリル加工の老舗です。東京メトロの宣伝で、石原さとみさんが訪れてアクリルパーツでイヤリングを作ったところとしても有名です。今回は、会長の小沢頼孝さんを訪ね、ご協力をお願い致しました。

ミユキアクリルさんの魅力は、7000種類以上のアクリルとその加工能力の高さです。ユニークなコンセプトのアクリル板を日々制作されていて、常に新しいことに挑戦する姿勢は尊敬に値します。今回は、普段は見せない工場の内部の様子を見せて頂き、ものづくりに対する熱い思いも伺うことができました。

1階は、ショップにもなっていて、色とりどりのアクリル板やアクセサリーパーツが販売されています。どれもこれも可愛く、ミキさんもすっかり魅了されたようで、たくさん購入していきました。打ち合わせを終えた後は、小沢会長のお誘いで皆で居酒屋で盛り上がり、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。

自分たちが感じたワクワクする楽しい体験を、多くの方々にも経験してもらえるような企画を実現して、このコロナ禍が過ぎた先に、人々がハッピーを感じる時間を取り戻していけることにつなげていきたいと思います。