背景・概要

TOKYO町工場HUBは、東京都葛飾区の伝統産業を支援する株式会社Beingと同区の伝統職人会の主要メンバーの方々と組み、葛飾区の伝統産業を中心とした日本文化の国際ビジネスプラットフォーム Katsushika Rin(凛)構築に取り組んでいます。

国内の市場縮小、後継者不足などの課題があり、近年、日本の伝統産業を担っていた職人の方々が廃業する事例が増えています。東京の代表的な下町である葛飾区の伝統産業も例に漏れず。年々その数は減少しています。

一方、葛飾区は優れた技術をもつ職人の方々が多く、日本人が誇るべき技術が豊富にあります。また他の地域では同じ業種同士が組合を作っている場合が多いのですが、葛飾区の伝統職人は異業種が集まって職人会を形成しており、葛飾区伝統産業会館を中心に活発な活動を展開しています。

この貴重な資産を活用し、特に日本文化への関心が高まっている外国人旅行者を対象にした新しいビジネスモデルを構築することを目的に、2018年7月より本格的なプラットフォームづくりに取り組んでいます。すでに台北での2週間に及ぶ販売展示会への出展、留学生を対象にした伝統産業の終日ワークショップ、外国人のネットワークづくりなどの取り組みを開始しており、成果が見えてきているところです。

新しいビジネスモデル構築への挑戦

Katsushika Rinは、伝統産業を中心とした日本文化を支える様々な分野の方々と、国内外の起業家やクリエイターが新しいコラボレーションを行うことができる国際プラットフォームの構築を目指して取り組まれています。TOKYO町工場HUBは、このビジネスにおける事業戦略づくりとその実行、国際間のコミュニケーションを担当。現在、英語と中国語のホームページ製作に取り掛かっており、2018年11月ごろを目途にコンテンツを揃えていく計画。https://katsushika-rin.tokyo

料理と伝統工芸など新しい組み合わせに挑戦

日本文化は、食、音楽、衣装、建築、工芸など多様な分野が融合したもの。いわばオーケストラのように、個別の楽器を鳴らすだけでなく、それぞれの楽器が響き合わせて日本文化の奥深さも体験できる外国人向けのプログラムを計画中。