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外国人クリエーターたちとのMeetup!

ものづくりで繋がる出会い

TOKYO町工場HUBは、東京在住の外国人クリエーターたちのグループHackerfarm(ハッカーファーム)との共同企画で、足立区の著名なアクセサリー用アクリルの専門会社ミユキアクリル(有限会社三幸)さんのご協力を得て、外国人クリエーターたちと町工場の経営者たちとのMeetup(自由にテーマを決めて有志が集まる新しい形の会議・イベント)を実現しました。

当日は、世界各国から総勢18名が参加し、大賑わいでした。アメリカ、イギリス、オーストラリア、ミャンマーなど、様々な国からものづくりやソフトウェア開発に取り組む人たちが集まり、ミユキアクリルさんの工場内を見学。鮮やかで多彩なアクリル板に惚れ惚れし、加工の品質の高さにため息、可愛い製品の数々に目をキラキラさせていました。

工場見学後の懇親会では、参加者同士で仲良くなり、情報交換。それぞれ日本語と英語を交えながら、交流を深めました。参加した町工場の経営者たちも、自社の製品のサンプルを持参して、積極果敢にコミュニケーションを図っていました。

近づく世界のネットワーク

世界やグローバルというような言葉を聞くと、何か縁遠く、近づきにくいイメージがありますが、実際にこうした機会に触れ合ってみると、意外に身近であることに気付かされます。逆に、外国人の方からも、日本のものづくりに関わる人々と接することは、とても距離感のあることだと思われているようで、こうして実際に会ってみれば、案外とコミュニケーションができることに驚くようです。

オーストラリアから来たばかりのエレンさんは、アクリルなどを使ったアクセサリーのデザイナーであり、3週間前に日本に来たばかり。日本に来る前からミユキアクリルさんのことを知っており、ぜひ訪問したいと思っていたけれども、言葉の問題があると思い、躊躇していたところ、偶然このMeetupが開催されることを知って参加。「まさか、こんな偶然があるとは!」と、実際に憧れのミユキアクリルさんを訪問できて大喜びでした。

ブルックリンから日本へ出張に来ていたソフトエンジニアのタンさんは、日本のものづくりに直に接して、その品質の高さと創造性に刺激を受け、ぜひ戻って来たいと興奮。東京都の西荻窪で新しいメーカーズ・プレースを開業しようとしているロビンさんとヒーグンさんは、東京にこれほどの数と質の高い工場があることに、改めて認識したようで、ビジネスとしての可能性の高さを感じたようです。

勇気が拓く新しい道筋

今回は、日本の高校生や大学生も参加しました。こうした大人のものづくりの現場に参加するだけでも尻込みするところなのに、外国人との英語のコミュニケーションにも果敢に挑戦していて、とても素晴らしいと感じました。

年齢に関係なく、新しいことをするには、少し思い切りが必要です。しかし、こうした勇気が、新しい道を切り拓いてくれます。それを身をもって示してくれた参加者の皆さんに感謝です。ありがとうございました!

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