エコ箸へのシルクスクリーン印刷

印刷が極めて難しいSPS製エコ箸への印刷

「エコ箸」の素材であるSPS(シンジオタクチックポリスチレン樹脂)は、耐熱性や耐油性に優れたプラスチックの一種です。近年、地球環境保護の観点から、従来から使われている割り箸からプラスチック製のエコ箸に切り替えているところが増えており、特に耐久性が高いSPSが素材に使われることが多いようです。しかし、実は表面に印刷ができないという難点を持っていました。そのため、レストラン等で使われているエコ箸は、印刷がなく黒いままで使用するのが常識でした。

不可能を可能にした執念の新技術開発

この不可能とも思えた印刷技術の開発に(有)小堀加工所は挑戦。1年間毎日家庭用食洗機で洗浄しても剥離しないことを目標に失敗を繰り返しながら、研究を継続し、ついに執念で新技術の開発に成功しています。すでに大手メーカーの物性テストも合格し、実用的なSPSへの印刷技術を完成することができました。

本技術は優れたものとして、2014年度の葛飾区「町工場物語」の認定技術として採択されています。