シルクスクリーン印刷による新しい可能性を追求

小堀加工所

有限会社 小堀加工所は、曲面へのシルクスクリーン技法において全国有数の技術を誇るシルクスクリーン印刷の専門会社です。東京都葛飾区で創業50年の歴史を刻む老舗であり、現代シルクスクリーン印刷を米国から日本へ導入したパイオニアの1社として、常に新しい技術の開発と新分野開拓に取り組んでいます。

機械による自動化が進み、中国などで大量生産が進む中、同社では一つ一つの手作業と徹底した品質管理にこだわり、他では類を見ない美しさと緻密な工程による完成度の高さを実現。小ロット生産をメインにしながら、日本の化粧品メーカーや飲料メーカーなどからの特注案件を請け負い、高い評価を受けています。

同社の技術は、平成26年度 葛飾ブランド「葛飾町工場物語」認定技術にも選定され、テレビなどのメディアでも数多く紹介されています。

シルクスクリーン印刷とは

シルクスクリーン印刷は、セリグラフとも呼ばれ、版画や印刷技法の一種で、もともとは絹の版を利用していたことからこの名があります(現在は、ナイロンやテトロンを利用)。版上にインクをのせ、ゴムベラを移動させてインクをこすり落とすことで、版の下にある素材にインクが刷り込まれる手法です。工業用だけでなくアンディ・ウォーホールなどの芸術家がアートに使ったことでも知られています。他の印刷方法に比べ、刷り上ったインクの層が厚く、隠ぺい力があり、発色にも優れており、印刷する素材、材質、形態も比較的自由です。有限会社小堀加工所では特に複雑な曲面への印刷を得意としています。

小ロット生産と手作業へのこだわり

有限会社小堀加工所は、小ロット受注を専門にし、少量生産に最適な設備と体制を整えています。これにより、大企業から個人まで幅広い顧客のニーズに対応することが可能となり、特別な加工を求める顧客の要求にも柔軟に対応しています。一つ一つの印刷を全て手作業で行い、各工程で徹底した品質管理を実践することにより、顧客の高い信頼と満足を得ています。

女性や若者、外国人に優しいビジネス

一般的に、印刷業界は大量生産の受注を優先するため、小口案件は敬遠されます。印刷業に馴染みのない女性や若者、あるいは日本に在住する外国人にとって、印刷所は敷居が高く感じられるものです。小堀加工所では、マネージャーと工場を仕切るチーフオペレーターを若い女性が務め、女性や若い経営者、起業家やデザイナー、外国人など、誰でも気軽に相談しやすい環境を作っています。

女性と若者のセンスと技術でオンリーワンを実現

(有)小堀加工所では、女性と若い人材が中心となって工場を運営しています。工場責任者であるチーフオペレーターに二十歳代の女性を起用し、50年の伝統にこだわることなく、新しい時代に合ったリーダーシップを育て、次世代に向けた技術の日々の改良改善を任せています。若い人や女性のセンスと能力を認め、積極的に活かす社風こそが、他社の真似のできない技術や品質を生み出す原動力となっています。

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有限会社 小堀加工所の技術

複雑な曲面への印刷

複雑な曲面への印刷を得意としています。円柱型の側面のような比較的ストレートなものから、円錐や球体に近いものまで、様々な形状に対応します。印刷する素材は、ガラス、プラスチック、紙など多岐に渡ります。

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多色印刷

シルクスクリーン印刷は、その印刷の手法の特徴として単色での印刷に向いているのですが、(有)小堀加工所では多色刷りにも対応しています。一色増える毎に工程が増えますが、非常にインパクトのある刷り上がりが可能となります。

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精緻な刷り上がり

機械での大量生産では、円柱の側面を印刷した場合に端と端がうまく接しなかったり、多色刷りした場合の位置がずれたりと、精緻な精度で印刷することは難しいのですが、同社では熟練の技と手作業により高い精度を実現しています。

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経営者の顔

Kobori Silkscreen Printing

代表取締役 小堀 泰克

大学の工学部を卒業後、大手自動車部品製造メーカーの開発部で働いたのち、創業者であった父の後を受け、2代目として有限会社小堀加工所を経営を引き継ぐ。大企業で培った製品の開発や品質管理の専門知識を町工場の現場でも活かし、他社が真似のできない技法や素材への応用など、シルクスクリーン印刷の新しい可能性をひたすら追求してきた。旺盛な好奇心と向上心を持ちつつ、常に弱者への思いやりと共感を忘れない人柄は、地元の人々に愛され、親しまれている。趣味は、磯つり・スクーバーダイビング。座右の銘は「継続は、成功への道しるべなり」。

平成26年度の葛飾区ブランド「KATSUSHIKA町工場物語」に認定

 

有限会社 小堀加工所は「SPS(シンジオタクチックポリスチレン)への印刷技術」で、平成26年度の葛飾区の葛飾ブランド「葛飾町工場物語」に認定されました。「葛飾町工場物語」とは、葛飾区の町工場から生み出される選りすぐりの製品・部品・加工のすごさを”未来を照らす技として認定して、その製造背景やエピソードを交え、ストーリー性豊かにマンガや紹介記事で広く内外にPRする葛飾区の地域ブランド発信事業です。平成26年度には11社が、葛飾区及び東京商工会議所葛飾支部の審査を経て、認定されています。

(有)小堀加工所の「葛飾町工場物語」認定製品ストーリー漫画はこちら。

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