〜幸せを届ける〜
棕櫚製 伝統たわしの魅力と価値を伝える
棕櫚製 伝統たわし
棕櫚製のたわしは、伝統的な工法でひとつひとつ手作りで制作されています。 棕櫚とは、ヤシの木の一種で、その樹皮の繊維を利用しています。耐水性、 耐腐食性、伸縮性に優れていることから、日本では高級な箒などで使われています。
棕櫚の最大の特徴は、その柔らかい感触です。一般的に流通してい るパームや樹脂系素材製のたわしと違い、棕櫚製のたわしは柔らかく、手に も肌にも優しくできています。使った後に乾きやすいようにデザインされ、 芯材にも錆びにくいステンレス材を使用。日本の風土や文化に適したつくり となっています。
有限会社サガラ
たわし職人
佐柄真一・佐柄誠司
棕櫚たわしを手作りで製造している東京唯一の老舗工房です。 社長の佐柄真一さんは、50 年以上にわたってたわし を作り続けている伝統職人。伝統的な工法を大切に 守り、棕櫚の繊維を硬軟より分けて、使い勝手と手 触りにこだわったたわしは、老舗割烹等で高い評価 を受けています。葛飾区伝統産業職人会の会員。
ねこのこたわしチーム
本事業は、葛飾区の伝統産業である棕櫚(シュロ)製のたわしを代々作り続けている有限会社サガラの伝統たわしをプロデュースするものです。
伝統的な手法を守り、ひとつひとつ手作りで製作されているサガラたわし。棕櫚の繊維の選定を丁寧に行い、厳選された繊維を贅沢に使って作り出しています。触ればすぐに分かる高い品質。繊維の密度や柔らかさは格段に良く、東京の高級料亭の板前さんなどに長年愛されてきました。
TOKYO町工場HUBでは、上記の背景を踏まえ、料理研究家の大瀬由生子先生と木版画家の大野隆司先生のご協力を得て、棕櫚製たわしに新しい角度から光を当てて、失われつつあるたわし文化の伝統を盛り返し、成長性のあるビジネスを生み出すことに取り組んでいます。そして生まれたのが「ねこのこたわし」。今、知る人ぞ知る、静かなブームとなっています!
食とアートのスペシャリストとのコラボ
たわしをプロデュースする上で最初に考えたのは、たわしに新しい光を当てるということでした。そこで食とアートという二つの分野のスペシャリストのご協力を得て、伝統のたわしの魅力を引き出すことになりました。食のスペシャリストである料理研究家の大瀬由生子先生には、日本の食文化と健康という観点からプロデュースをお願いしています。また、木版画家の大野隆司先生には「ねこのこたわし」という愛称と猫のキャラクターを生み出して頂きました。とても豪華なコラボが実現し、ワクワクする展開になっています。お二方には、それぞれの分野において棕櫚製伝統たわしの魅力発信にもご協力を頂いています。
ストーリー
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