TOKYO BUSINESS JUNCTION
商品開発〜販売までを実践体験
ワンストップ・マーケティング講座
パイロットプログラム
自分の潜在力を発揮できていないと考えているあなたへ
顧客創造の
冒険に出よう
Tokyo Business Junctionでは、次世代のビジネスを志向する中小企業経営者や起業家を目指す方々を対象に、実践的な商品開発、マーケティング、資金調達、人材マネジメントを学び新しいプログラムを提供してまいります。本プログラムは、異業種協働(Interdisciplinary collaboration)をベースに、本格的な商品開発〜販売までの一連の実践体験を主体においたユニークなカリキュラム構成となっており、国際的な講師陣やメンターを揃え、密度の濃い学びを体得できる魅力的な内容となっています。
今回は、パイロットプログラムに参加していただく方々を募集します。新しい時代のビジネスモデルに挑戦したい、起業を真剣に考えている方は、ぜひご応募ください。自分の実力を実践で試す貴重な機会になるはずです。
Tokyo Business Junctionとは
Tokyo Business Junctionは、新しい時代におけるものづくり、起業家精神、ファイナンス、人材育成を推進し、今までにないビジネスに挑戦する中小企業や起業家たちが活躍できるためのエコシステムを構築するため、分野を超えたパートナーたちが協働し、運営しているコンソーシアムです。
国際的な起業家育成を先進的に行うSekai Creator、西荻窪でコーワーキングスペースとメーカーズプレースを運営するNishiogi Place、日本経済新聞社のクラウドファンディングプラットフォーム「未来ショッピング」を運営するなど、様々な事業のプロデュースを実践している総合広告会社の株式会社新東通信、そしてTOKYO町工場HUB(運営事務局)が実行委員会として本プログラムを推進しています。
自分の力を試し、成長する
資産となる知識と経験を得て、自信を持って一歩踏み出す。
あなたは、こんな悩みを持っていませんか?
- 機械の歯車のような働き方に嫌気がさしている。
- 自分の創造力が発揮できていない。
- 独立したいが一人でビジネスを起こす勇気がない。
- 事業は、お金のリスクが高すぎる。
- 自分自身や製品の魅力を伝えることが苦手。
- 自分の関わる世界は狭く、広がりがない。
未知の世界は、どんな人にも怖いもの。特にビジネスの世界はお金が絡むので、簡単には踏み込めない。机上の講義やケーススタディで学び、ワークショップなどもあるけれど、どこか抽象的で現実味が少ない。これでは、いくら学んでも一歩を踏み出す勇気が出ない。本プログラムは、そんなあなたのために、商品企画からマーケティング・販売までのプロセスを、実際のビジネスに主体的に関わることで体験し、学びを深める機会を提供します。
内容:本格的な商品開発〜販売までの一連の実践体験
■ 講義・ワークショップ・工場視察:全7回(毎回3時間〜6時間)
■ クラウドファンディング実践(約1か月間)
■ 期間中、チームで協働(リモートコラボレーションが主体)
主なテーマ
■ 協働する:次世代ビジネスコラボレーション
■ 創造する:商品開発のセオリーと実践
■ 伝える:ストーリーテリング、映像制作
■ 魅せる:ビジュアルコミュニケーション
■ 対話する:聞く力、答える力
■ クラウドファンディング・キャンペーン実践(日経「未来ショッピング」)
注:講義は、日本語と英語の両方が使われます。英語のサポートあり。
クラウドファンディングの実践
本プログラムでは、実際の事業会社(町工場)の新商品開発に関わり、そのマーケティング戦略における仮説の設定を行い、仮説に基づくクラウドファンディングのキャンペーンを立ち上げることで、実証と検証を行います。机上の学びや議論だけでなく、実際のマーケットと直接向き合うことで、ビジネスやマーケティングの難しさ、ステークホルダーのマネジメントの複雑さ、そしてその先にあるイノベーションの可能性を見出し、成長する機会とします。
本プログラムの5つのメリット
メリット 1:事業プロセスを主体的に実践できる
本プログラムの参加者は、ひとりひとりがプロジェクトのチームメンバーとして、主体的に事業に関わります。商品企画段階での調査や仮説設定、実際の商品設計、マーケティングプラン、クラウドファンディングでのキャンペーンなどを、現実の様々なステークホルダーとの関係を築きながら実践することができます。
メリット 2:クラウドファンディングを体験できる
クラウドファンディングは、比較的新しい資金調達のスキームであると同時に、テストマーケティングやテストセールの実践の場として、大きな注目を集めています。実際にキャンペーンを構築し、展開することで、その可能性や限界、その有効な活用の仕方を体験的に学ぶことができるます。
メリット 3:異業種間の協働を学べる
次世代のビジネスは、グローバル規模で進化するビジネス環境を背景に、小規模の事業者や個人が、相互の強みを生かして事業を柔軟に構築・解体する経済の仕組みが発展すると見込まれます。本プログラムでは、普通には関係性を持てない様々な業種や分野の講師・メンター陣を揃え、またチーム内でも多様性を持たせることで、異業種間協働で生きる知恵を体験的に学べるようにデザインされています。
メリット 4:魅力的な講師・メンターからの学び・つながり
本プログラムの講師やメンターは、それぞれの分野の第一線で活躍するエキスパートを国内外から選りすぐり、多彩な学びの経験を提供できるようにデザインされています。起業家育成のスペシャリスト、デザイナー、映画監督、演劇指導者、急成長中のベンチャー起業家、ビジュアルコミュニケーターなど、会うだけでも刺激の多いメンバーを揃えています。自分自身に起こる新しい化学反応を楽しんでください。
メリット 5:リスクを恐れず失敗ができる
シリコンバレーでも、失敗の経験は財産であると言われています。できるだけ早い段階で、数多くの小さい失敗を積み重ねることで、本質的なリスクを浮かび上がらせ、リスクに対応するスキルや勘をみにつけることができるのです。本プログラムは、単なるシミュレーションではなく、実際の企業の新事業開発に関わります。うまくいかないことに、数多く直面します。プレッシャーの中で、思い切って自分の力を発揮し、たくさんの失敗を経験してほしいです。
商品企画・クラウドファンディング
足立区の株式会社安心堂をプログラムパートナーとします。同社の既存製品である「ハンコ屋さんゴッコ」を全面リニューアルし、クラウドファンディングで商品開発資金の調達、テストマーケティング、テストセールを行います。
募集要項
期間(計画):
2019年4月13日(土)〜7月8日(月)
場所:Nishiogi Place
東京都杉並区西荻北5-26-20
対象:小規模事業者、起業を目指す方、個人のプロフェッショナル、意欲のある学生
多様性のあるチーム構成としたく、技術系、デザイナー、マーケター、ライター、ファイナンス系、IT系など多様な組み合わせで参加者を選定する予定です。
定員:5名まで(書類選考・面接)
参加者は、本気でビジネスを学びたいという人に限定します。また、今回のパイロットプログラムでは、参加者のダイバーシティを図るべく、以下の構成を予定しています。
■ 女性参加者:最低2名
■ 社会人経験者(5年以上):最低1名
また、参加者が異なる分野のメンバーと協働することで新しいイノベーションを生み出すことを体験するため、メンバーのプロフェッショナルなスキルや、得意分野が過度に重ならないように組み合わせを配慮。
参加料:特別価格 25,000円(税別)
受講料、教材(交通費、飲食代などは自己負担)
申し込み方法:応募締切 2019年3月末
本プログラムへのご参加を希望される方は、以下のボタンをクリックし、申し込みフォームに必要事項をご記入の上、事務局宛送信をお願い致します。応募いただいた内容を当方で検討し、候補者とは面談の上、合否をお知らせいたします。
なお、今回はパイロットプログラムのため、人数を限定しており、ご希望に添えないケースがあります。この点、あらかじめご了承頂きますようお願い申し上げます。
ご質問等のお問い合わせはこちらから:https://tokyo-fabhub.com/contact/
スケジュール(予定)
詳細な日時、カリキュラムは別途お問い合わせください。スケジュールは参加者と調整し、変更することもあります。
(1) 講義・ワークショップ
第1回:2019年4月13日(土):プログラム開始、プロジェクトキックオフ、歓迎会
第2回:2019年4月20日(土):安心堂訪問・商品企画、
第3回:2019年4月26日(土):商品企画とビジュアルコミュニケーション
第4回:2019年5月7日(火):マーケティングのデザイン
第5回:2019年5月12日(日)前後:ストーリーテリング、映像を活用したプロモーション
第6回:2019年5月24日(金):プレゼンテーション
第7回:2019年7月8日(月):プログラム終了
第1回:2019年4月13日(土):
プログラム開始、プロジェクトキックオフ
第2回:2019年4月20日(土):
安心堂訪問・商品企画
第3回:2019年4月26日(土):
商品企画とビジュアルコミュニケーション
第4回:2019年5月7日(火):
マーケティングのデザイン
第5回:2019年5月12日(日):
ストーリーテリング、映像制作
第6回:2019年5月24日(金):
プレゼンテーション
第7回:2019年7月8日(月):
プログラム終了
(2) クラウドファンディング・キャンペーン実践
2019年6月から1ヶ月間のクラウドファンディング・キャンペーンを実践します。
(3) グループワーク
プログラム期間中は、参加者チームによる自主的なグループワークを行います(基本的にリモートコミュニケーション。必要に応じてオフラインでの会議)。講師やメンターが、随時グループワークをサポートします。
講師・メンター陣
スティーブ坂梨/ Steve Sakanashi
Sekai Creator/ディレクター
スティーブ坂梨は日本で次世代のグローバル起業家リーダを育成する事を目的とした団体、世界クリエーターのディレクター。過去10年でロスアンゼルス、シアトル、東京でリーダーシップ育成に携わってきた。シアトルで本拠地をもつベンチャー企業、Labs8(ラブス・エイト) の設立パートナーであり、特に会社内の文化形成を専門としている。また磁力のテクノロジーを使い靴紐を結ばなくてもよい商品を提供するベンチャー企業、Zubits Japanの共同創設者である。日系4世のアメリカ人である彼は、日本企業が戦略的にグローバル展開するためのコンサルティングを提供し、TEDxWasedaUや伊藤園の茶ッカソンなどでスピーカーとして登壇している。
祐川幸子 /Yukiko Sukegawa
株式会社新東通信 ビジネス開発本部 メディアビジネスグループ 未来ショッピング プロジェクトリーダー
祐川幸子は、日本経済新聞社が主催するクラウドファンディング・プラットフォーム「未来ショッピング」を運営する株式会社新東通信にて、同プロジェクトのリーダーとして2016年より100件以上のプロジェクトをサポート。クラウドファンディングの運営側として拡大するクラウドファンディング市場における多様な成功や失敗事例を熟知し、その経験を生かした新しい展開に積極的に推進している。
サワノエミ/ Emi Sawano
Cumonos(クモノス)/デザイナー/クリエイティブ・ディレクター
武蔵野美術大学卒業後、メーカーにてプロダクトデザインとブランディングに従事した後、独立、数々の製品やプロジェクトのデザイン・プロデュースを手がけている。プランニングから商品、販促ツール、ブランド、ディスプレイとデザインのジャンルにこだわらない縦横無尽の活動で高く評価されている。北欧への長期視察に出かけるなど、持続可能な環境と社会を常に意識している。2018年よりShiina & Co. のデザイナー/クリエイティブ・ディレクターとしてアクセサリーや雑貨の新しいブランドの立ち上げに参画。
日ヶ久保 香/ Kaoru Higakubo
ストーリーテリング・インストラクター
日ヶ久保香は、芸歴18年の俳優であり、アクティングコーチ。いままでに表現指導をしてきた生徒は約300名。俳優経験で培った人間心理への洞察を生かし、コミュニケーション分野の指導・実践者としても多彩な活動を展開している。特にストーリーテリングのファシリテーションやプレゼンテーションには定評がある。2017年にクリエイティブ人材を育成する新しい高校(東京表現高等学院MIICA)の立ち上げに参加。主にヒューマンコミュニケーション学の分野を担当。モノが溢れている現代において、新しい価値観や商品を世に出すためには、作る人の人間性を伝えるスキルが必須であるという考えのもと、独自のカリキュラムを作成した。
諸江亮/ Ryo Moroe
映画監督
諸江亮は、新進気鋭の日本の映画監督。1995年からフリーで、映画・Vシネマ・TVドラマに助監督と参加。主な参加作品として『はぐれ刑事純情派』、『ドリームメーカー』(ISSA、上原多香子主演)、『2番目の彼女』(大森美香監督)、『YYK論争 永遠の“誤解”』(沖島勲監督)、『群狼の系譜』(工藤栄一監督)など。
2005年に「『死づえ -噂霊-』で監督デビュー。数々の監督作品を世に出している。今年3月16日(土)に全国ロードショーとなるオムニバス映画『Short Trial Project 2018』に、これから最も期待される映画監督の一人として作品を提供。また映画『スリーアウト!』 が2019年公開予定。
台本をもとに写真を撮影する「フォトシネマ」も制作し、発表している。
諸江亮フォトシネマ:https://ryomoroe.myportfolio.com/projects
高島勇夫 / Isao Takashima
ジリリタ株式会社 / 代表取締役
高島勇夫は、今、話題沸騰中のスラックレールの開発者。スラックレールは、床に置いて乗り、バランスを取ることにより、様々なスポーツで必要とされる「体幹」「バランス」「集中力」を養う事が出来るスポーツトイ。テレビや雑誌など様々なメディアで紹介されて、人気がうなぎのぼりになっている。
中部大学工学部機械工学科卒後、玩具大手に就職、おもちゃ業界に入り、「一生おもちゃ屋」の精神で現在に至る。2017年12月にジリリタ株式会社を設立。昭和のマンモス団地 地域(東京都北区の桐ヶ丘団地)の商店街のシャッターを開け、昭和の賑わいを復活させるプロジェクトを街の人々と実施するなど、ユニークな活動を展開。みんなが応援したくなる魅力を持ち、ファンが多い。
ジリリタ(株)HP:https://gililita.co.jp/
スラックレールHP:https://slackrail.jp/
井島正人 / Masato Ijima
ビジュアル・コミュニケーター
広告制作プロダクションでアートディレクター+デザイナーとして勤務する傍ら、スナップ写真撮影や、鍋島様式の磁器デザインを手掛けてきた。その後企画制作プロダクションで、アドバタイジング、パブリックリレーションを中心に大手企業と顧客とのコミュニケーションをサポート。メーカーに移籍してからは、エクスターナル・マーケティングとともに、インターナル・マーケティングを強化し、中小企業の広報・宣伝活動に従事する。現在は、フリーランスのビジュアル・コミュニケーターとして様々な分野の仕事に携わっている。
Hee Gun Eom
Nishiogi Place / Founder
Hee Gun Eomは、日本における起業家育成を目的としたシェア・オフィスとメーカーズプレイス「Nishiogi Place」を2018年10月にオープンし、その経営と運営を担っている。西荻窪にある4階建の同所は、家族が経営するアパレル関連卸業の倉庫を改装したもの。様々な起業家やクリエイターが活動する場所を提供することに加え、プロジェクト・マネジメントなどを教える教育プログラムを展開することも視野に入れている。
日本で育ち、インターナショナル・スクールに通い、米国の名門パデュー大学でナノサイエンスを学ぶ。同大学の研究助手を務めたのち、日本で起業家が育つエコシステムの構築が必要と考え、2017年にNishiogi Placeを創業。また2018年よりシリコンバレーの仲間たちと教育系ベンチャーSkillzillaを立ち上げている。
プログラム・ファシリテーター
古川 拓 / Taku Furukawa
TOKYO町工場HUB / 代表・ビジネスプロデューサー
京都大学法学部を卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)に入行。銀行員として15年間(内10年を米国駐在)を務めたのち、独立。投資ファンドの役員、財団の理事などを兼任しながら、自ら画像認識の研究開発を行うベンチャー企業を立ち上げる。2005年より、途上国における社会課題解決型のビジネスにも取り組み、南アジアやアフリカで数々の事業に関わる。2017年5月から次世代のビジネス環境を見据え、葛飾区や足立区の町工場とともに、新しいビジネスをプロデュースすることを目的にTOKYO町工場HUBを開始、現在に至る。2009年より東京大学大学院新領域創成研究科の非常勤講師を務め(本年で11年目)、持続可能な社会のためのビジネスとファイナンスを大学院の留学生を対象に教えている。