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アクセサリーパーツ の店舗販売を開始

初めての店舗販売

Shiina Factory(有限会社椎名製作所とTOKYO町工場HUB)は、アート&クラフトの大型専門店である「アークオアシス」の京都八幡店において、2020年3月より、自社のオリジナル・アクセサリーパーツを店舗販売することになりました。自社製品を店舗販売するのは、今回が初めての経験となります。このたび、京都へ出張し、商品を店頭に並べて、販売をスタート致しました。

今回の店舗販売は、先日の「素材博覧会YOKOHAMA」での出展時に、アークオアシスの担当者が当方のブースに立ち寄られ、Shiina Factoryの商品のユニークさをご評価いただき、同社にて販売することのオファーを頂いたものです。3月の京都八幡店の店舗リニューアルのタイミングに合わせて、販売開始したいという意向でした。最低でも100点以上のパーツを用意して欲しいとのご要望。

店頭での販売の経験が全くなく、パッケージもディスプレイも用意がないところで、準備期間がひと月を切っていたことから、時間にも気持ちにも余裕がありませんでしたが、このような貴重な機会は逃すことはできないものと覚悟を決め、フル回転で準備を行いました。実際、やらなければならないことは山積みでした。

    • 販売商品の選別
    • 製品の制作
    • 新作の開発
    • 値付け
    • ブランド名の決定とロゴの作成
    • パッケージの用意(台紙と袋の作成)
    • 値札の作成
    • 袋詰め、値札の貼り付け
    • ディスプレイの作成
    • ディスプレイ用の看板・POP制作
    • チラシの作成
    • 納品書の作成

販売する商品点数は多かったのですが、昨年の夏から製品を棚卸しして商品の整理は十分にできていたので、商品の選別と値付けはスムーズに進みました。最終的に、新作も加えて160点程度の商品を店頭に並べることができました。

いわば突貫工事で準備を進めましたが、Shiina Factoryにとって大きな意味を持つ仕事となりました。店頭で常に商品が人の目に触れることで、認知度が高まりますし、様々なフィードバックを得ることが可能です。ビジネスモデルとしては、Shiina Factoryの小売店用の「アクセサリーパーツ販売セット」が出来上がったことにより、全国どこに対しても同じセット(あるいはその発展形)で展開することが可能になりました。

コロナ禍で経済が動かなくなる直前に店頭販売に漕ぎ着けることができ、本当に幸運でした。今後は、商品点数を飛躍的に増やし、今の自体が落ち着いた時に次の展開へ動けるように準備を進めていきます。

左:アークオアシスのご担当者 右:椎名製作所の椎名直之社長

有限会社 椎名製作所

TOKYO町工場HUBは、有限会社椎名製作所の事業パートナーとして、同社の事業をプロデュースしています。現在、アクセサリーパーツ・メーカー「SHIINA FACTORY」とアクセサリーやインテリアの金属加工OEMサービス「ART SMITH」の二つのブランドを新しく立ち上げ中です。

ホームページ:https://shiina-factory.com

椎名製作所の戦略的な事業転換の取り組み