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棕櫚たわし製作:ものづくり動画

TOKYO町工場HUBは、神田外国語大学生である西村拓巳さん(ポルトガル語専攻、2年生)と、ものづくり動画製作の期間限定プロジェクトを開始しました。西村さんは、カメラマン志望。日本のものづくりを動画に収め、海外に発信していくことに取り組んでいます。

経緯

西村さんとは、棕櫚たわし(有限会社サガラ)の製作動画を撮りたいとの相談を受けて出会いました。PR用の動画製作を売り込む事業者は多く、通常であれば断るところですが、話を聞くと高い志を持っており、金銭的対価を求めていないこと、過去の作品も若々しいユニークな感性があったことから、佐柄さん兄弟を紹介しました。

出来上がった動画が、こちら。

品がある上に、ユーモアもある非常に良い出来栄えです。棕櫚たわし作りを魅力あるものに表現してくれました。

さらに西村さんの話を聞くと、希望する工場にホームページ上の「問い合わせフォーム」から問い合わせているが、ほとんど回答がないとのこと。上述のようにレスポンスがないのは、ある意味当然です。TOKYO町工場HUBのネットワークを利用することを提案し、1年間のプロジェクトとしてものづくり動画の撮影を支援することに致しました。

西村さんの動画は、Youtubeチャンネル「The Process」にアップされています。TOKYO町工場HUBでも共有していく予定です。どうぞお楽しみに!

西村拓巳さんのプロフィール

神田外語大学イベロアメリカ言語学科ブラジル・ポルトガル語専攻3年。

小学生の時に始めたソフトボールをきっかけに、高校まで野球に励む毎日を送る。部活動を引退後、友人と旅行の1日をまとめた動画を作成し動画の魅力を発見。高校卒業時にクラスの卒業ムービーを作り、自分が作った動画で人の心を動かす経験をし、動画の魅力を再発見。大学に入り結婚式の最後に流れるエンドロールを撮影する仕事を開始。その後、自分で企画をしてみたいという思いから、日本の技術を世界に届けることを目標にした本プロジェクトを開始し、様々な方に支えられ現在に至る。

西村さんのメッセージ

将来は映像に関わる仕事をやりたいと思っています。しかし、このプロジェクトで多くの方と出会い、「何をするかよりも、誰とやるか」という価値観を大事にしたいと強く感じました。そのため人との繋がりを大切に、これからも様々なことに挑戦していきたいと思っています。