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伝統産業館、インターン生の成果!

インターンシップ無事に終了

葛飾区伝統産業館で受け入れた初めてのインターン生が、3週間のインターン期間を無事に終了しました。これは、TOKYO町工場HUBが、葛飾区伝統職人会を応援する「伝統職人協創プログラム」の第一弾としてアレンジし、サンフランシスコ大学で学ぶアメリカ人にの学生マーティさんを迎えたものです。

インターンとしての仕事は、伝統産業館を外国人にとっても見学しやすいものにすることでした。まずは現状を理解してもらい、改善策のアイデアを出してもらいました。その中で、期間中に終了できるものを選び、実際に活動を実施してもらいました。

中でも注力したのが、館内の標識の日英表示と職人技術の英文説明パネル制作です。今まで、トイレの標識も含めて、全て日本語表記のみだったので、その改善を最優先にしたものです。職人たちの技術を要約した日本語資料を英訳し、パネルに仕立てて、各ショーケースの上に掲示しました。これによって、外国人が訪問しても内容が分かるようになり、アフターコロナのインバウンドが戻ってきたときに、大いに役立つはずです

インターン期間中は、職人の工房を訪問したり、話を聞く機会もありました。伝統文化や伝統技術は、コロナ禍によって大きな打撃を受けています。こうした若い人たちや外国人のサポートも積極的に受け入れながら、少しでも復興できるように応援して参ります。

マーティさん、お疲れ様でした!

伝統職人協創プログラム

TOKYO町工場HUBは、葛飾区伝統職人会からの依頼を受けて、職人会を外部から応援する協創プログラムを主宰しています。様々な課題を持つ伝統産業を元気にすべく、伝統文化や伝統工芸に関心のある様々なステークホルダーとの協創をプロデュースしていきます。